2009年 10月 03日
ボクラノマチノ中川さん
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自分がお世話になっている知人で、中川さんという方が二人いる。
一人は、ウチより市内よりの近隣でガラス工房「shell studio」を
切り盛りする吹きガラス職人の中川さん。
もう一人は、運送業「クロネコヤマト」のドライバーである中川さん。
どちらもものスゴイ素敵な人で、この中川さん同士も仲がいいらしい。
で、後者の中川さん。
普段は荷物の配達・集荷の際、ちょっち時間があるときに世間話をするのだが、
何もないはずの昨日、中川さんが世間話をしにやって来た。
「オレも昔、職人やっててね。」と、切り出す中川さん。
「マジっすか?何やってたんですか?」職人という言葉に反応するオレ。
「彫金。シルバーが大好きでね。」
「マジっすか?それ詳しく教えてくださいよ。ワックスですか?」
「いや、地金のみ。ワックスの意味がわかんなくてね。
地金を削って、叩いて、曲げて、彫って・・・それだけ!」
「マジっすか?本気ですね!」
人は見かけによらないとはこのこと。完全に筋金入りの職人気質である。
「でも、もうやんない。だからパーツとかすごい余っててね。
工具とか材料も大量にあって、場所もとるから処分に困ってるんだよね・・・。」
「マジっすか?それって・・・。」
この流れ、この展開はもしや・・・?
いや、まさかな・・・。やらしいことを考えるな、オレ・・・。
でも・・・・・期待せずにはいられないっ・・・!
いやいやいや・・・世の中そんなに甘いもんじゃないっ・・・。
会話中の僅かな瞬間の隙に、頭の中を天使と悪魔が囁き続ける。
ん?ちょっとまてよ・・・?
何も用がないはずなのに、やって来たという事実・・・。
中川さんから話を持ち出してきたという事実・・・。
この話をするためだけにやって来たのは、もはや確実・・・!
間違いないっ・・・!!!
筋は通っている・・・。理は完全にある・・・!
そして、ついに・・・・・・・・・・
「欲しい?」
ぬおおおおおっ!!!
キターーー!!!!!
キタ!キタ!キターーーーーーーーーー!!!
「欲しいッス!ぜひお願いします!!!」
なんという僥倖っ・・!棚からぼた餅!!!
こんなおいしい話があるはずがない・・・。が、確かにそこにあるっ・・・!!!
天からの賜物っ!パラダイス行きのキップ!!!
これを僥倖と呼ばずして何と呼ぶっ!!!!!
「あ、時間おしてるからもう行かんなん。ってかもっと早く言ってよ。」
「え?」
「5分ほど前に、ガラスの中川さんに全部あげちゃった。」
「えええっ?」
「でも革やってたら別にいらないよね?じゃあまた明日!」
「えええーーーーーっ?」
そんなオチってあるんですか?
上げるだけ上げて奈落の底へ突き落とす。こんな展開アリですか?
ってか、何しに来たんですか?
もっと早く言ってほしかったのは、こっちのほう・・・。
っていうか、革よりガラスのほうがよっぽど必要ないんじゃないですか?
業種的には、革のほうが断然近いんじゃ・・・。
っとゆーか、クロネコのセンターからの距離が近いと!そーゆーことですか?
ま、何にせよ恐るべし・・・中川さん。
愛すべきお方です。今後とも宜しくお願いします。
一人は、ウチより市内よりの近隣でガラス工房「shell studio」を
切り盛りする吹きガラス職人の中川さん。
もう一人は、運送業「クロネコヤマト」のドライバーである中川さん。
どちらもものスゴイ素敵な人で、この中川さん同士も仲がいいらしい。
で、後者の中川さん。
普段は荷物の配達・集荷の際、ちょっち時間があるときに世間話をするのだが、
何もないはずの昨日、中川さんが世間話をしにやって来た。
「オレも昔、職人やっててね。」と、切り出す中川さん。
「マジっすか?何やってたんですか?」職人という言葉に反応するオレ。
「彫金。シルバーが大好きでね。」
「マジっすか?それ詳しく教えてくださいよ。ワックスですか?」
「いや、地金のみ。ワックスの意味がわかんなくてね。
地金を削って、叩いて、曲げて、彫って・・・それだけ!」
「マジっすか?本気ですね!」
人は見かけによらないとはこのこと。完全に筋金入りの職人気質である。
「でも、もうやんない。だからパーツとかすごい余っててね。
工具とか材料も大量にあって、場所もとるから処分に困ってるんだよね・・・。」
「マジっすか?それって・・・。」
この流れ、この展開はもしや・・・?
いや、まさかな・・・。やらしいことを考えるな、オレ・・・。
でも・・・・・期待せずにはいられないっ・・・!
いやいやいや・・・世の中そんなに甘いもんじゃないっ・・・。
会話中の僅かな瞬間の隙に、頭の中を天使と悪魔が囁き続ける。
ん?ちょっとまてよ・・・?
何も用がないはずなのに、やって来たという事実・・・。
中川さんから話を持ち出してきたという事実・・・。
この話をするためだけにやって来たのは、もはや確実・・・!
間違いないっ・・・!!!
筋は通っている・・・。理は完全にある・・・!
そして、ついに・・・・・・・・・・
「欲しい?」
ぬおおおおおっ!!!
キターーー!!!!!
キタ!キタ!キターーーーーーーーーー!!!
「欲しいッス!ぜひお願いします!!!」
なんという僥倖っ・・!棚からぼた餅!!!
こんなおいしい話があるはずがない・・・。が、確かにそこにあるっ・・・!!!
天からの賜物っ!パラダイス行きのキップ!!!
これを僥倖と呼ばずして何と呼ぶっ!!!!!
「あ、時間おしてるからもう行かんなん。ってかもっと早く言ってよ。」
「え?」
「5分ほど前に、ガラスの中川さんに全部あげちゃった。」
「えええっ?」
「でも革やってたら別にいらないよね?じゃあまた明日!」
「えええーーーーーっ?」
そんなオチってあるんですか?
上げるだけ上げて奈落の底へ突き落とす。こんな展開アリですか?
ってか、何しに来たんですか?
もっと早く言ってほしかったのは、こっちのほう・・・。
っていうか、革よりガラスのほうがよっぽど必要ないんじゃないですか?
業種的には、革のほうが断然近いんじゃ・・・。
っとゆーか、クロネコのセンターからの距離が近いと!そーゆーことですか?
ま、何にせよ恐るべし・・・中川さん。
愛すべきお方です。今後とも宜しくお願いします。
by re13els
| 2009-10-03 15:03